ポン太旅関西に行く(泡醤油編)
2010年11月21日 (日)

料亭での会食が始り、お造りが運ばれて来た時に、歴史・文化がまだ発展途上国の北海道から行った誰かが、
「お醤油が無いんですけれど・・・」
「そこの右にある丸い器に入っていますけれど・・・」
「・・・」
なるほど、確かにお造りの横に小ぶりな器に煮こごりのような茶色い物が入っています。
「お刺身にそれを乗せてお召し上がりください」
「???」
ワサビとその固まったお醤油?をお刺身に乗せて口に入れます。
口の中で、絶妙な加減でふわっとお醤油が溶けて旨味が広がります。
地元のお兄さんが、「それは『泡醤油』といって、京都あたりの舞子さん達の着物にお醤油がこぼれても、さっと払い落すことが出来るように考えられたお醤油なんですよ」
と説明をしてくれました。
仲居さんに作り方を聞くと、
「出汁を引いて、お醤油を入れて、ゼラチンで固めた物なんです」
これは本当に「歴史の深さ」を再認識させられました。
話が横道にそれますが、前日行った神戸のフレンチでも、実はかなり北海道とのサービスの違いを見せつけられたので、単に一品の中のお醤油とはいえ、その心配りの差を感じました。
北海道は確かに新鮮な素材が豊富にあり、海の幸も山の幸も野の幸も良い物が多いので、ついそれをそのままに切ったり焼いたりするだけがご馳走と思いがちです。
たとえば「海老」一つにしても北海道で獲れる甘エビやボタンエビは生が美味しいとされていますので、お寿司のネタになります。
海老は生息域(深浅)によって、生の方が美味しく食べらる物、蒸したり焼いたりした方が美味しい物があるそうですので、くれぐれも海老は生じゃないといけない・・・なんて、グルメぶっていては恥をかいちゃうわけですなあ( ..)φメモメモ
ところ変われば・・・
今回の法事に関しても幾つか北海道と言うか関東と関西が違うなあと思ったことがありました。
まずは、命日の数え方。
関西では、死亡した日を入れて7日目
(月曜日に死亡した場合は、日曜日が初七日忌)
関西では、死亡した日の前日から数えて7日目
(月曜日に死亡した場合は、土曜日が初七日忌)

Open↓
親戚用メモ:私が昨夜、食事からホテルに帰ると、「デジカメがなくなった」との電話。
命の次に大事なデジカメをCが失くすわけがないと思いながら、こちらも夜も遅いので明日探しましょうと。
こちらも美味しい物を食べましたが、シニア軍団もしゃぶしゃぶを食べたり、子供たちの踊りや歌を聞いたりしたそうで、たいそう楽しい雰囲気が伝わってきた電話でもありました。
21日の当日は、本文でも書いたように北海道や関東とは違う、一日早い四十九日忌。
お坊さんが正午にやってきて、まず49日法要のお経をあげ、次に新しい仏壇への魂入れの儀。
なかなか厳かなものでありました。
新しい家に入るのと同じことだという意味もあり、お赤飯に、赤い蝋燭、紅白のお団子が供えられていました。
彼がその辺から「悪い冗談だよ~ドッキリでごめんねえ」と言って、
ニヤッと笑いながら出てきそうな気がしてなりません。
子供たちの健やかな成長と、遺された奥さんの幸せを願うばかりです。
親戚用メモ:私が昨夜、食事からホテルに帰ると、「デジカメがなくなった」との電話。
命の次に大事なデジカメをCが失くすわけがないと思いながら、こちらも夜も遅いので明日探しましょうと。
こちらも美味しい物を食べましたが、シニア軍団もしゃぶしゃぶを食べたり、子供たちの踊りや歌を聞いたりしたそうで、たいそう楽しい雰囲気が伝わってきた電話でもありました。

お坊さんが正午にやってきて、まず49日法要のお経をあげ、次に新しい仏壇への魂入れの儀。
なかなか厳かなものでありました。
新しい家に入るのと同じことだという意味もあり、お赤飯に、赤い蝋燭、紅白のお団子が供えられていました。
彼がその辺から「悪い冗談だよ~ドッキリでごめんねえ」と言って、
ニヤッと笑いながら出てきそうな気がしてなりません。
子供たちの健やかな成長と、遺された奥さんの幸せを願うばかりです。
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