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2006年07月13日 ()
おはら友人のお誕生会で久しぶりのイタリアン。
ここのお料理はいつも創意工夫があり、基本線がピンとしている太い背骨があるので決して見た目や流行にぶれていかないので好きです。
最近「創作料理」と名打っている店をよく目にしますが、私がたまたま運悪くそういう店に行ってしまったのかも知れませんが、「盛り付け変えただけジャン」と思うお皿を「創作料理」と言っているのがあります。
出汁巻き卵くらいちゃんと焼いてみろってんだ!べらぼうめ!基本が出来ていないのに創作も無いじゃないの?創作ってのはさあ、芸術性が伴わなくっちゃ!
スカスカの卵焼きだかオムレツだか分からないような、出汁巻き卵風創作料理に「喝!」を入れたかった後だっただけに、お蕎麦をゼリー寄せの中に入れたり、イカ料理にイカ墨ソースとハバネロを使って食べてみて「あーーなるほどこれは考えも付かなかった」と思う料理でありました。
で、一緒に食事をした方が持っていらしたシェリーがこれまた美味でして、「ほ、ほー」とついついお替りしたくなりました。
→ここから「シェリー」ウンチク
シェリーはスペインの南部のアンダルシア地方の南西に位置する「ヘレス」という町を中心とする周辺のみで造られているお酒です。
シャンパーニュと同じように、その地域で造られている物以外をシェリーと呼ぶことは出来ません。これは法律で決められています。
名前の由来は「ヘレス(jeres)」を英語で訛っているうちに「シェリー」になったと言われています。
シェリーの製法は(簡単に書くと)、甘口と辛口を作る方法が少し違っていて、甘口は少し乾燥させた葡萄を、辛口はワインを造った残りを再利用したりしたもので果汁を作り、それにブランデーのような強いお酒を添加してアルコール度数を高めたお酒です。出来るまでには樽の中で3,4ヶ月完全発酵させます。専門用語では「酒精強化ワイン」とも言います。
アルコール度数を高めた理由ですが、その昔の大航海時代は冷蔵庫はないので痛み難くするためでもありました。
スペイン本土では「ヴィノ・デ・ヘレス」と言い、港を出た瞬間から「シェリー」と言う名になります。
シェリーの種類は4種類程あります。
*フィノ:一般的なシェリーです。熟成途中で酵母が活発になって表面に白い花(フロール)のような膜が出来ます。味はやや辛口。食前酒向きかな。
*アモンティリャード:フィノより色が濃くて、アルコール度数も少し高いので、食虫酒でもいいかも。
*マンサニージャ:「サンルーカル・デ・バラメダ」という町でしか造れないフィノタイプのシェリーです。やや辛口
*オロロソ:フロールが発生しなかったシェリーです。
このシェリーに甘いワインを転嫁して出来たのが「クリームシェリー」と言います。
様々なシェリーをキリッと冷やして小さなグラスでグビッと飲むのもたまには良いですよ。

今回お世話になったお店は、
西洋御膳 おはら
札幌市中央区南5条西2丁目1-5 
            中銀ビル2F
011-552-9399
18:00~24:00(L.O.23:00)
日、祝休(お盆、年末年始休)

デザートを写し忘れましたが、これがまた良いのです。
あんまり、押しかけないでねえ。
行きたい時に限って満員なんだこれが。
と、言うことで↑のお店情報は今週一杯で消しまーす。
メモはお早めに。
by 意地悪PONTA



第135回芥川賞・直木賞が決まりました。
芥川賞は、伊藤たかみさんの「八月の路上に捨てる」、直木賞は三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」と、森絵都さんの「風に舞いあがるビニールシート」です。
「まほろ~」は買ってあるんですが、積読中。
近日中に報告しましょう。
今日は、テポドンの国から無事帰ってきた「蓮池」さんが翻訳した、ほのぼぼとしてすごく考えちゃう大人の絵本です。
毎ページにあるわんこが良いんだなあ。

クォン デウォン, 蓮池 薫, Barunson / ポプラ社(2006/02)
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:




pastaようやく咳きも痰も出なくなり、鼻の通りも快調になりました。イヤー健康って大事だわ。
美味しい物も美味しくないもんねえ。
あ、本文でパスタを紹介し忘れました。

ところで、風邪をひている間にかの国からのミサイルが発射され、珍しく日本の外交がすばやい反応をして国連に駆け込んだのですが、したたかな中国とロシアにうまくかわされようとしていますね。
内容はともかく、拒否権を持っている常任理事国は核兵器を保有していること自体平和のための組織と言うのはいかがなものなのかと管理人は思うね。
今回の問題も各国(ロシア・中国)の北朝鮮との利害がミサイル発射(攻撃と言っても良いかもしれない)という武力行使の事実をあからさまに覆い隠してしまうかのような詭弁に日本外交は負けてはいけないと思う。
2006年の国連分担金比率を書いておきます。
アメリカ:22.000%
日  本:19.468%(約400億円)
       ・ 
       ・
       ・
中  国: 2.053%
ロ シ ア: 1.100%

なんだかなあ・・・
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[2006.07.13(Thu) 21:53] アルコールTrackback(0) | Comments(0)
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