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2005年12月31日 ()
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今日は大晦日ですね。
皆さんは、良い年でしたか?
それともちょっとNGでしたか?
私は可もなく不可もなくということでしょうか。

大晦日はパソコンでマルチチャンネルでTVチェックしながら、紅白、PRIDE、K-1、お笑い、超常現象・・・
見たい場面の時だけ、カチャカチャとTVのリモコン押しての鑑賞であります。
あっ、矢沢永吉も観なくては・・・
紅白が終わりNHKのゆく年くる年を観ながら除夜の鐘を聴くのであります。
除夜とは「旧年を除く夜」と言う意味であります。
除夜の鐘・・・と言えば「108の煩悩」です。
鐘をつきながら、その音を聴き、一年間に起きた様々な「陰」を追いやったり、罪深き自分を戒めてみることで新たな年を迎える意味合いがあります。
この108の数も諸説あるようですが、私が好きな説は、
「四 苦    八 苦を取り払う」説。
(4×9)+(8×9)=108と言うものです。

除夜の鐘をつき忘れた方へ・・・
下記↓で、鐘をついた気分に・・・(PC限定です)
http://www.jodo.or.jp/joya/

今日は大晦日なので、もうちょっとお付き合いを・・・
私は落語が好きで良く聴いたり観たりするのですが、大晦日らしい落語と言えば『掛取漫才』というのがあります。
*大晦日に方々からの借金をしている男が取り立てを、何とかあしらっちゃう話。
まずは、狂歌が大好きな大家さんには、7ヶ月も家賃を溜めているくせに、
「貧乏をすれどこの家に風情あり・・・」
「貧乏の棒は次第に太くなり振り回されぬ年の暮れかな」
など上手い事を言って逃れ、
喧嘩好き魚屋のつけは、「喧嘩を売ったつけを払ったと言わせて受取をもらい、さらに魚屋さんが「金を払ってもらうまでは、一歩もここを動かない」と言うと、「本当に、払うまで一歩も動かないんだな。それじゃあ、1年でも2年でも、ここに居てくれ」と無茶を言って追い払う始末。
最後は三河屋の旦那で、これもまた新年を祝う歌舞で煙に巻いちゃうと言う馬鹿馬鹿しくも人情味ある話しです。
都会では、管理会社が大家さんの代わりをしたり、お魚はスーパーのパックだしで会話をしなくても生活が可能な世の中になってきました。
会話をすると言うのは、良しにつけ悪しきにつけ、人との顔色や仕草を含めて、人間コミュニケーションの修行になるものであります。そういう訓練が積まれると粋な会話が出来るようになるのではないかなあと思います。

今日の写真は見ての通り「タマゴ」
美味しい卵をいただきました。箸でつまんでも、しっかりとしており、濃厚な味わいのある「ツチヤのネッカたまご」です。
「一番好きな食べ物は何ですか?」と、たまに聞かれるのですが、期待しているような「フォアグラ」や「キャビア」や「米国産サーロインステーキ」ではなくて、「炊きたて御飯と、シジミの味噌汁と、納豆。贅沢言わせて貰うと新鮮な生卵」と答えます。一年を締めくくる朝食は、まさにこの組み合わせなのでした。


今日の本:一年の最後に何を読もうかなと思って、朝からごそごそと積読本を片付けながら探していましたら、「帯」だけ読んで放って置いた本が出てきました。
そうだよねえ、この本読まなきゃねえ。
あらゆる「今年のベスト本」の上位にランクされたリリー・フランキーさんの「東京タワー」。
超速読でなんとか読了。
うん。確かにウルルンな本でした。


東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

どうぞ良いお年を。



年々、時間が過ぎるのが速くなっていくような気がしています。
もっともっと、自分磨きをしなくてはいけないのに、いけないなあと猛省。
振り返ればこの一年は、お煎餅を食べながらお茶を飲んで「ほぅー」なんて言っているうちに大晦日になっちゃってます。
では、来年またよろしくお願いします。
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[2005.12.31(Sat) 22:57] 日記Trackback(0) | Comments(0)
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