クリスタル
2006年09月23日 (土)

日本のビールかけよりもお洒落だよね・・・
いつかやってみたいな。シャンパンファイト。
先日、友人と「クリスタル」を飲みました。
私の中では大好きなシャンパンのKの付くうちの一つ。
「ルイ・ロデレール」のクリスタル。
いまさらですが、洋ナシの香りだとかスミレの花のようだとか、このヴィンテージは良いとか、そんな無粋を許さない力とエレガントさがあるシャンパンです。
ソムリエさんの前で通ぶったウンチクを並べていると、きっとソムリエさんは「そんな事どうでもいいから、私にも一杯飲ませなさいよ」と心で叫んでいるに決まっています。
美味い酒は、ただひたすら、ごくごく、飲むのが一番うまいのであります。
それにしても、良いシャンパンは前菜からデザートまで数時間経っても良い泡がシュルシュルとグラスから立ち上り続けているのであります。
味や香りも初めの一口目とは全く違ったものとなり、この変化がまたたまらないのであります。
最後にもう一度グラスの底にあるこのシャンパンを顔を上に向けて飲み干す至福。
Iさん、ご提供ありがとう!またよろしく。
クリスタルは栄華を誇ったロシア皇帝専用シャンパーニュでありました。
19世紀半ば、ロシア宮廷に最高級シャンパーニュを納めていたルイ・ロデレールに1876年のある日、当時の皇帝であったアレクサンドル2世からの要望がありました。
「私に出されるシャンパーニュは一般国民が買うことが出来るものとは違う物にせよ。
まず、瓶はクリスタル製にすること。(当時はバカラでした)
ボトルの首の部分を半透明にすること。
これには暗殺に対する防御のためと言われています。
透明なクリスタルに入れることにより、毒を入れられても色の変化がすぐにわかる・・・
シャンパンの瓶底のくぼみも取り小型の爆弾が無い事をすぐに確かめられる・・・
皇帝になるのも大変であります。
ちなみに、このクリスタルですがマフィアが好んで飲むそうです。
理由は、上記と同じなのかも。
日本の怖いお兄さん達もドンペリロゼばかり飲まないで、ちょっとシャンパンのお勉強をしましょうね。殺されないために。
本を読む時間がちょっとないとうか気力がないので、愛読雑誌の「食彩浪漫」。
今月号はかなり役に立ちます。
/ 日本放送出版協会(2006/09/16)
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ちょっと、仕事がたまり気味。
今日も現場班は全員出勤。私は会社でコンピューターの前でサポート。
ジャズピアノをガンガン鳴らしながら、こっそり自分だけにちょうど飲み頃のモカをドリップして、ノリノリでジャージ姿でのお仕事は何だか平日より能率が良いのであります。
でもちょっと緊張感なさ過ぎのためか、疲れた。
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COMMENT
1990年F1アメリカGP by PONTA
豆福さん、F1詳しいですね。
確かあのレースは、ポールポジションがベルガーで隣がマルティニでした。まだ中嶋さんも亜久里さんも走っていたレースですね。
ちなみにF1の表彰台で使われているシャンパンは、「G.H.MAUMM」マム・シャンです。
確かあのレースは、ポールポジションがベルガーで隣がマルティニでした。まだ中嶋さんも亜久里さんも走っていたレースですね。
ちなみにF1の表彰台で使われているシャンパンは、「G.H.MAUMM」マム・シャンです。
わたしが好きなシャンパンファイトは、やっぱりセナ!
ゴマキ夫のアレジが華々しく話題をさらったアメリカフェニックスでの名勝負でしょうか。