風呂敷
大型スーパーで夕飯の食料品を買って、薬屋さんで目薬を買い、本屋さんで数冊書籍を購入、パン屋さんでサンドウィッチ用の角食とフォカッチャを、と数軒で買い物をして帰宅して、そのつつみを開いていくと山ほどの袋が出現!一つ一つはそう感じませんでしたが、数千円の買い物で数えてみると大小20枚以上のたぶん二度と使わない袋が・・・
うーむ。これは普段は何気なく商品をポイポイとその中に入れてきたり、包んでもらって来ていましたが、先日読んだある新聞記事をふと思い出しながら、テーブルに山のようになった「ごみ」を見ている私です。
その記事とは某環境大臣(私はあまり好きではない)が「百貨店が薦めるスマートラッピング 大臣の大FUROSHIKI」と言う展示会があったという記事であります。
ゴミを減らそう、レジ袋を無くそうという観点からも日本の伝統文化の一つである風呂敷を見直そうというイベントについてのものでした。
お店独自のロゴやマークやが入った袋は、時にお洒落であって、ステータスになるものもありますよね。でも普段買い物をする時のレジ袋はあまりお洒落じゃないし、重くなると手に食い込むし、手袋をしていたりするとなかなかあの袋を開き難い時があります。何かに使うだろうと母や祖母はきれいに畳んで収納していますが、それこそ「ゴミ」をまとめる時に位しかそのレジ袋を使ってはいないようです。ちなみに・・・一般的に使われているレジ袋は一枚5円位だそうです・・・
大手のスーパーでは一年間で数億枚使用するそうですから、えーっと凄い金額になりますね。子供の頃、買い物に行って天井からつるされた新聞紙にお魚や野菜を手早く包んでくれたのを思い出しました。
ウンチク:風呂敷の歴史は長くて、奈良時代にまで遡れるようです。正倉院御物の中に「衣襲包み」として残っていますし、平安時代では「平裏(ひらつつみ)」と呼ぱれ庶民でも衣類を包んでいる様子を描いた絵画が残っています。で、どうして「風呂敷」という言葉になったかと言うと、江戸時代に入浴時に着物を包み、入浴後にはそれを広げてその上で着衣したことが「風呂敷」の語源となったそうです。風呂敷の仲間に「ふくさ」と言う小さな風呂敷状のものがあります。袱紗もしくは帛紗と書きまして、お祝いのご祝儀を包んだり、茶道では欠かす事の出来ないものです。また、「紫の袱紗」は解散詔書(天皇の発する文書)を包むものであり、衆議院の解散をあわらすものとしても有名です。
風呂敷の使い方←ここにあります。
ところで、「包」と言う文字。
何だか暖かい感じがします。
今の日本は、弱肉強食のような世智辛い雰囲気が漂っています。漢字にするならば、「除」の様な気がします。何を大風呂敷に包んでみましょうかね・・・
今日の写真:行きつけのBAR(バール)で、袖触れ合った方にご相伴になったワイン達。うーん、やっぱり古酒は良い・・・
今日の本:本の帯に「わしらは怪しいプリン隊」
こりゃ買わないわけにはいけません。
そうかあ、やっぱり椎名誠様も痛風なのだな。
ふふふ。
昨日の更新をする予定でしたが、午前中は何かと電話やらお客さんやらでちゃんと?仕事をしたため、何も出来ないまま午後から営業へ・・・
新年から、バタバタと病人やら怪我人やらお通夜が続き、落ち着かない一月前半戦であります。
そして、なんと、我が身にも「プチおたふく発症!か?」
正直、驚いちゃいますわ。
お医者さんに「子供の時にオタフクしていますか?」
記憶は全く無いので、母に電話。
「オタフクいつやったの?」と聞く。
「さあーてねえ、記憶に無いわねぇ。
あんたには、随分病院通いさせられたから、
いちいち覚えていないわねえ。
あ、もう電話切るから、これからテニスに行くから!」
ぷーぷーぷーと鳴る音をしばし聞く。つれない答えだ。
と、言うのが一週間前の話し。
お薬も切れ、腫れもかなり引いたので、またお医者へ。
「あー、どうやらオタフクではないわね」
どうやら、バイキンマンが唾液腺から入り込んだ模様。
片方だけアンパンマンみたいな顔の私であります。
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